INTERVIEW

葵マリーさん・2

葵マリーさん・2

葵マリーさん・2

●では、マリーさんから見て、今のショーの現状というか、SM業界もひっくるめて語っていただきたいんですが。

葵マリーさん:まずは区切りをはっきりさせるべきだと思う。

●区切りというと、境界線ですか? ここからがSM、みたいな。

葵マリーさん:そうそう。勘違いしてる人が増えますからね。しっかり区切りはつけておくべき。 なんちゃってSMだけは許せないんですよ。ああいうのはマジメにやってるプロの人たちを馬鹿にしていると思う。

●冒涜に値すると。

葵マリーさん:そう、本人たちは気づいてないかもしれないけど、プロのSMに水を差してる。だからプロが地下に潜ってしまうような状況が生まれてしまうんですね。 どんな業界でもそうだと思うんだけど、しっかりとした境界を定めないと偽者が蔓延して本物が潜っちゃうんですよ。それが許せない .

●具体的な打開策みたいなものは考えてますか?

葵マリーさん:それはもう、正しいSM興行をして、正しいものを見せていくしか無いと思います。それこそが今一番業界に必要なことなんじゃないかな。 ほんと、SMにはなくなってもらいたくない。昔ながらの伝統的なSMというものを大事にしていきたいですね。

●では、その伝統的なSMに関してなんですが、マリーさんの考える本流のSMってどういうものですか?

葵マリーさん:精神的な部分にあるんですよ、SMって。日本の文化として相撲みたいに正しい理解を持って接するべき文化だと考えています。いわゆる縛りの文化ってあるじゃないですか? 本当、美学だと思う。絶対に隠蔽されるべき性質のものじゃないから.

●正しい文化としてのSMを継承していくというのは重要ですね。やはり日本のSMって独特の美学がありますしね。

葵マリーさん:日本のSMって本当にすごい。日本人でSMができるということが幸せですから(笑)。自分の手で縛って、っていうね。明智さんなんかの縛りもそうだったけど、美しいんですよね、とにかく。SMって人と人が向き合って成立しているものじゃないですか? 目と目で阿吽の呼吸という、それが無ければSMではないですよね。

●耽美ですよね。マリーさんが尊敬する人とかおられますか?

葵マリーさん:それはやっぱり初代葵マリーかと(笑)。実際まだ越えられていませんしね、初代を。常に目標としていますよ

NEXT